「留学・ワーキングホリデーの知っ得情報」

留学実現の最後のハードルがビザ申請です。 これまで10年以上、留学・ビザ手続きに携わった「過去の経験」と「最新の情報」をバランスよく掲載し、皆様の留学準備に役立てていただければ幸いです。

2016年03月

フランスワーキングホリデービザ申請の要注意点!」

前回のオーストラリアに続いて今回はフランス編になります。

英語圏よりは参加者が少なく、比較的個人で申請されることが多い国かと思います。
ただ、フランスの申請はさほど難しくはないのですが、いくつかの特定の職種になると急に難易度が上がります。
その職業は以下です。

・調理師(シェフ、パティシエ等)
・美容師
・エステ等を含む美容関係

逆に言うと、この職業に関連する方の渡航が圧倒的に多いと思います。
単にフランスが好き、フランスの文化が好き、フランス語が学びたい,
という本来のワーキングホリデーの対象者より、自身の職業スキルを上げるといった、現地での就労経験をするために手っ取り早く取れるビザということで利用されます。

4、5年前まではあまり問題ではなかったですが、(むしろ渡航前に就労先を決めて・・ぐらい申請案内にはありました)ヨーロッパの不景気についての報道が増えるころより、フランスも例外ではないので厳しくなったかと思われます。

上記の職業の方が申請に行き却下されると、決まって以下のようことを言われます。
「今回のケースはワーキングホリデービザには適さないので別のビザで申請をしてください。」
つまり就労ビザに促されます。

どこの国でも就労ビザの取得は現地受け入れ先の協力が不可欠なので簡単ではありません。
また、本来はそれが正式な形であったとしても、現地の受け入れ先も面倒さを分かっているので、
ワーキングホリデー制度が出来てからは、簡単に取得出来ていたワーキングホリデービザでの渡航を勧めます。

よって、受け入れ側の考え方も安易であると思います。
その言葉だけを鵜呑みに申請をして却下されると、その方には却下歴が付くので、今後のビザ申請に影響をします。

一度却下されると、再度申請して覆すのはとても難しいです。
ですから、同じケースで考えている方は、受け入れ先の方とよくその辺を相談されることをお勧めします。

それでは上記の職業の方はビザ取得が絶対無理なのかとなりますが、方法はあります。
そこがプロのビザサポート会社のスキルかと思います。


フランスの申請は、既定の条件が揃っていれば、審査の大半を占めるのは「渡航目的エッセイとプラン表」です。
この出来が大きく左右します。
この内容の書き方次第では許可される可能性が上がります。
また、上記の職歴の方は英文履歴書の作り方にも注意が必要です。

簡単に言えば、ワーキングホリデービザが出来た目的の原点に沿っていることであり、
あまりに職業的な要素を出さないことです。
ただ、その書き方のバランスは技術が必要かと思います。


観光的な要素で行かれる方は問題ないですが、上記の職業に該当する方は、
ご自身で申請する前によく吟味されることをお勧めします。


ワーホリ情報サイト「ワーホリWEB」にて連載もしています。

オーストラリア・ワーキングホリデービザ取得について注意事項

「オーストラリア・ワーキングホリデービザ取得について注意事項」

私は約12年ワーキングホリデービザ・留学ビザ申請の代行サポートに携わっています。
今回より連載として、「プロ目線のワーキングホリデービザ取得方法」と題して、各国順番に書いてみたいと思います。

ワーキングホリデーに行きたいけど、どこの国か決めかねている、という方は是非参考にしてみてください。

第一回は、安定した人気のオーストラリアになります。
オーストラリアのワーキングホリデービザ申請の特徴は、「シンプルで早く取れる」ことです。
インターネット上でもたくさんの「申請マニュアル」なるものが出回っており、
それを見ながら行えば、よほどのことがない限り申請に失敗することはないと思います。

しかも、以前は申請から数日かかっての申請許可でしたが、今現在は「48時間以内」と定義されています。
しかし!実際は申請を済ませて数分で許可されることがほとんどです。
初めてやる方は「こんな直ぐで本当に取れてるの!?」と逆に心配になると思います。
実際取れてるんです!!

ちゃんと確認、審査なんてしてるのかと思うほどですが、
このスピードなので、たぶん人ではなく何かシステムが構築されているのかと思います。

ただ、ここからが注意点です。

1、インターネット上にあるマニュアルサイト
世の中やはり意味もなくタダというのはなく、この無料で公開されているマニュアルサイトにもやはり意味があります。
(その意味は今回は伏せます)
この意味のために行っていて、実際に代行サポートをしているわけではないので、
こまめな更新がされていない古い手順も中にはあります。それを見てしまうとオンライン申請の入力にズレが出ます。
なので、このようなサイトを利用する場合は必ず更新日を見てからにしましょう。
中には平気で数年前のものもあるので十分に気を付けてください。

2、中には簡単に取れないケースもある
上記で48時間以内(実際は数分)と書きましたが例外もあります。
それはご自身の経歴により、「大使館指定病院での健康診断」になる方です。
主な例では、
・日本以外の国にここ5年以内に3ヶ月以上滞在した方
・オーストラリアで医療・福祉。幼児施設などで活動する方
・既に語学スクール通学が決まっている方
このような情報を入力すると健康診断になります。

3、過去にマイナスの経歴がある方
犯罪歴、違反歴、入国拒否、オーバーステイ、ビザ却下歴などがある方もやはり簡単には取れません。
このような経歴がある方は無理をせずに、まずは専門家に相談するのをお勧めします。

4、申請はクレジットカード決済をしないと完了しない
ビザ申請には申請代金がかかります。この費用はクレジットカード決済になるので、
無いと申請が出来ません。このカードは自分名義以外のものでも対応可能です。


このような注意点をクリアに出来てはじめて「簡単に取れる」なので気を付けてください。
逆に言えば簡単だけに、申請に入力情報の間違いもしやすく、後で気づくと修正には時間がかかります。
修正となるとimmigrationに英語で直接問い合わせなくてはいけません。

相談で多いのが、
「自分で申請をしたのですが、途中で分からなくなり、東京のオーストラリア大使館に問い合わせたのですが助けてくれません・・」
という内容です。本当に多く相談されます・・

東京の大使館は一切審査に関係していないので、冷たいぐらいに言われます。
「オーストラリア国内で申請は行っているので、そちらに直接お問い合わせください」と。

とにかく個人申請の相談は多いです。
・作ったアカウントのIDやパスワードを忘れてログイン出来ません
・健康診断になったのですがそこから操作が分かりません
・申請を完了したのに結果が届きません
などなどです。

実際、全て解決方法は存在し、オンライン申請の専用サイトに注意書きや対処方法として記載がされています。
ただ、全て英語なのでサイトマニュアルに書かれていること以外になるとお手上げとなってしまいます。

まとめとしては、節約のために自分で頑張るか、心配・面倒なのでプロに頼むか、
どちらがいいとも言えませんが、自分の性格から判断すると良いのかと思います。
自分でやる方は、事前リサーチが出来、何かあっても根気よく対応できる人かと思います。

「ワーキングホリデー情報サイト、ワーホリWEBにて定期連載中」