「留学・ワーキングホリデーの知っ得情報」

留学実現の最後のハードルがビザ申請です。 これまで10年以上、留学・ビザ手続きに携わった「過去の経験」と「最新の情報」をバランスよく掲載し、皆様の留学準備に役立てていただければ幸いです。

2016年07月

犯罪歴や違反歴のある方のビザ申請

問い合わせの中でよくあるのが、
「過去に犯罪歴(違反歴)があるんですがビザは取れますか?」というものです。
実は意外と多いですが、その内容は様々です。

もちろんその経歴内容によって大きく異なるのですが、
回答としては「申請してみないと分かりません」というのが正直なところです。

どこの国の申請書も基本的には犯罪歴や違反歴についての質問はあるので、
そこにチェックをして詳細を書けば何らかの追加質問や追加書類の案内があります。
何も触れられないということはないです。
ただ、よほど重要な犯罪等であれば即却下もあると思います。

多くは軽犯罪と呼ばれるもので、「万引き」「盗難」「喧嘩等の暴力行為」「麻薬」「迷惑防止条例違反」などが多いです。
そして次に出る質問は「やっぱり正直に書かないとばれますかね?」ときます。
サポート会社に問い合わせれば大丈夫ですとは間違っても言いません。
(もし平気とアドバイスする会社があればやめた方がいいでしょう・・)
ビザ申請は「虚偽ない情報を申告」が大前提ですので、嘘はいけません。

中には「友達は自分でやってバレなかったんですけど」とお願いをしてくる人もいますが、
それはちゃんと取れたのではなく、嘘をついて見つからなかっただけのことです。
もし何かあれば虚偽申請というのは大きな問題になりますのでやめましょう!

ではどうすればいいかというのは、
まず大事なのはその犯罪歴がいつ頃のことで、警察もしくは裁判所に記録が残っているかを調べてください。
ただ、警察は答えてくれないところも多いので、上手く質問してください。

時効等になっていなければやはり正直に申告をして指示に従います。
その後の流れはどうなるかというと、
1、自己申告での状況説明
・軽いもののだとこの説明だけで許可が出ることもあります。
2、犯罪(違反)記録、無犯罪証明書の提出
・警察署や裁判所で発行してくれます。これらは通常は日本語なので英語に翻訳をする必要があります。

共に必ず提出期限があるので、特に2に関しては事前に取得方法を簡単にでも調べておくといいと思います。
もし提出期限に間に合わないと却下や取り下げになります。

これらの対応を済ませると最終的な判断が下されます。

やはり通常よりは面倒ですし、許可の確率は低いですが、絶対に取れないということではありません。
どうしてもワーホリに行きたい人は経験のあるプロに相談されるのがいいと思います。


法を守るのは当たり前のことではありますが、将来留学を目指している人は、
犯罪や違反をするとビザ申請に不利になるので気を付けましょう!


ワーホリ情報サイト「ワーホリWEB」でも定期連載中です。

イギリスワーキングホリデービザの続編「BRP」について

前回から少し間が空きましたが、イギリスワーホリビザの続編です。
今回は無事に申請が出来た後の手続きとなります。
これを間違えたり、怠るとせっかく取れたビザも有効になりませんので気を付けてください。

その前に今年の抽選に受かった人は年内中に手続きをしないと無効になります。
年末までが期限なので、最終期限の入国は2017年3月の方までとなります。
(ビザ申請は渡航予定日の90日を切ってからとなるため)

さてここらですが、「BRP」なるものを聞いたことはありますか?
2015年から導入されたイギリスビザに関する新しい制度です。
これはワーホリビザだけでなく、学生ビザなど主要ビザに適用になります。

これを知らない方から来る質問ですが、
「許可が下りたのに期限が30日しかありません!!!」という内容です。
以前は許可が下りれば、パスポートに2年の有効期限が記されたビザが貼られていましたが、
この制度により変更になり、このような質問が出るような状況になっています。

そんなことにならないようにこのBRPを説明します。

正式名称は「Biometric Residence Permit」というクレジットカードサイズのものになります。
これは何かというと、今まではビザはパスポートに貼られていましたが、
これに代わるものとして電子チップが内蔵されたカード形式のものに変更になりました。
ようするに、滞在中ビザとして証明するものが、パスポートに貼られるシールからカード形態になったということです。
よって便利になったと言えばそうなんですが、この受け取りが日本では出来ないのです・・。


ビザ申請をパスすると、Permitレター(滞在許可書)がもらえます。
ここには申請書に記入した入国予定日より30日間だけの有効期間が書かれています。
そうなんです、上記の質問の方はこれを見て勘違いをして問い合わせをしたのです。

このPermitレターはBRPを受け取るための引換券とお考えください!

これらを踏まえて受け取りの手順です。
1、ビザ申請をしてPermitレターを取得する。
2、Permitレターに記された30日の有効期限内に入国をする。
3、入国後10日以内に指定した郵便局で引き換えをする。
※この引換の郵便局は申請書の中に書く滞在先住所を元に最寄りの場所が指定されます。

ちなみに30日の期限内に入国をしないと無効になり再申請が必要となります。

分かりましたか?
申請の許可が下りたからといって安心をしないで、この手続きを必ず行ってください。

ワーホリ情報サイト「ワーホリWEB」にて定期連載中